VSTエフェクトPiconizerを作る際、参考にした本やページなどをご紹介したいと思います。
書籍
フーリエの冒険

フーリエ解析について書かれた本の中では、かなりわかりやすい本です。
フーリエ解析がサッパリワカランという人には、とても良い本だと思います。
これなら分かる応用数学教室―最小二乗法からウェーブレットまで

フーリエの冒険よりは大分数学的で難しくなりますが、
数学科の人が使っているような参考書よりはやさしい本です。
C言語ではじめる音のプログラミング―サウンドエフェクトの信号処理

こちらは実装に関する本です。フィルタリングの参考にしました。
章によってはフーリエ変換について知っているのが前提といってもいい内容となっています。
つまりある程度数学的な知識が必要とされます。
サウンドプログラミングを始めるにあたってまずこの本を購入したのですが、
最初の方でフーリエ変換の話が出てきて、数学が苦手な私は読み進められなくなってしまい、
結局しばらく数学を学ぶこととなりました。その際に購入した本のうち2つが上記の2冊です。
私は大の数学嫌いで、これまで可能な限り数学を避けてきたため、
フーリエ解析にたどり着くまで結構な時間が掛かってしまいました。
(小・中・高の算数/数学と順にやり直していく中、ガロア理論に興味がわいてそっちに脱線したり、
「理論的にはフーリエ解析を学ぶ前にルベーグ積分をやっておかないとまずい」という
OKWaveの解答を読んでルベーグ積分までやったため余計に時間が掛かりました。
というのもルベーグ積分を学ぶにはある程度の集合や位相などの知識があることが前提となるので、
更なる学習が必要となったためです。
(理論的にはまずいのかもしれませんが、プログラミングする上では
ルベーグ積分を知らなくても特に困らないです。)
)
Webページ
g200kgさんのページです。VSTを作る上で非常に参考になりました。
VST以外のDTMについての情報も豊富でそちらも参考になります。
また、この方の開発された
KnobManというノブのイメージを作るソフトを使わせて頂きました。
京都大学数理解析研究所の大浦拓哉氏の開発された
FFTパッケージのダウンロードページです。
FFTの処理で使わせて頂きました。
FC音源について書かれたニコニコ大百科です。
かなり詳しいです。
ピッチ検出について書かれたページです。
このページ及び、このページで紹介されている動画や論文を参考にさせて頂きました。
Pythonでの音声信号処理について書かれたページです。
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